猫背が薄毛の原因?猫背がもたらす悪影響とは?

猫背が薄毛の原因?猫背がもたらす悪影響とは?

ふと気がつくと、背中が丸まって前かがみの姿勢になっているという方は少なくありません。猫背は肩こりや頭痛、体の歪み等の原因になりますが、薄毛になるリスクも高めてしまいます。ここでは、猫背が薄毛にもたらす悪影響や改善方法についてご説明します。

 

・猫背と薄毛の関係

 

猫背になると後頭部から首、肩から背中などの組織がすべて斜めに引っ張られた状態になります。一時的なことなら問題ありませんが、これが慢性化した状態だと血液の流れが悪くなってしまいます。

 

後頭部から背中にかけて全面的に血行不良が起こると、そこからつながっている頭皮の血行も滞ります。頭皮の血行が悪くなれば、酸素や栄養が毛根組織に行き渡らなくなるので、髪の成長が阻害されてしまうのです。

 

さらに、猫背は後頭部や首、肩周りなどのコリの原因にもなります。これらの部位がコッたままだと、例え猫背じゃないときでも血液はスムーズに流れません。つまり慢性的に猫背だと、どのような体勢でも頭皮への血流が悪くなってしまうので薄毛になりやすいのですね。

 

・猫背を改善して薄毛予防するには

 

猫背を治すためには、まず正しい姿勢を保つように意識をしましょう。姿勢は日常的な習慣になっているので、長時間姿勢を正すのは難しいかもしれません。しかし、姿勢をまっすぐにする意識を持てば、少なくとも今までよりは猫背の体勢を少なく出来るでしょう。

 

パソコンなどをしていると無意識に背中が丸まってしまいますが、気がついたときは背筋を伸ばすようにすると、少しずつですが改善につながります。また、もう一つ取り入れたいのが背筋や腹筋のトレーニングです。

 

背筋をまっすぐに保てない、保つのが辛いというのは筋力の衰えも関係しています。トレーニングといっても、寝る前や起きたときに腹筋や背筋を10回程度行うだけで十分です。姿勢を正して筋肉を少しでも鍛えれば、頭皮への血流も促進されるので薄毛の予防や改善への効果が期待できます。

 

AGA治療や育毛を頑張っているのに効果がないというのは、猫背が関係しているのかもしれません。猫背では有効成分を摂取しても頭皮に行き渡らないので、今日から意識して改善するといいですね。