FAGAの治療は保険が効かないって本当?
男性のAGA同様、女性のFAGAも遺伝と男性ホルモンの作用が原因とされています。
体つきがゴツゴツして筋肉質だったり、毛深かったりするのは男性ホルモンが作用しているからだと言われていますが、髪の毛だけはどういうわけか、男性ホルモンが作用すると、薄くなったり、伸びるのが抑えられたりしてしまいます。
これは、男性ホルモンが作用すると、ジヒドロテストステロンという物質が発毛のサイクルに悪い影響を与えてしまうからだと言われています。
髪の毛は、皮膚の奥で生成されて毛穴から伸び始める成長期、伸びが止まる休止期、抜け始める退行期という3つのサイクルで生えて抜けてを繰り返しています。
これを発毛サイクルというのですが、FAGAになってしまうとこのサイクルが狂ってしまって、成長期には髪がしっかり成長せず、休止期を待たずに退行期に入ってしまって抜け毛が多くなってしまうということになります。
このように、FAGAについてのメカニズムがはっきりわかってきたので、病院やクリニックで症状や原因を正確に診断してもらうことができます。
症状や原因がはっきりすれば、治療もできるので薄毛の悩みを解消することもできるのです。ただし、治療については保険の適用対象外となっているので、治療費が高くなります。
日本の医療の場合、生命や健康の維持に関わる病気以外は保険が適用されない仕組みになっているからです。治療法も基本的には薬による治療となって、処方される薬にも保険が適用されないので高額になりますが、診療代も薬代も驚くほど高いということはないようです。